帯状疱疹ワクチンについて|からきだ駅前クリニック|唐木田駅の内科、消化器内科、呼吸器科、皮膚科

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医療コラム

帯状疱疹ワクチンについて|からきだ駅前クリニック|唐木田駅の内科、消化器内科、呼吸器科、皮膚科

帯状疱疹ワクチンについて

 

帯状疱疹とは

 水痘(みずぼうそう)と同じウイルスによって発症する病気です。頭部から下肢までの間で体の左右どちらかの神経に沿って、痛みを伴う赤い斑点と水ぶくれが多数集まり帯状に出現します。上半身に現れることが多く、顔面、目の周囲にみられることもあります。ピリピリと刺すような痛みが生じ、夜も眠れないほど激しい場合もあります。顔に生じた場合、目の障害や顔面神経麻痺、内耳障害によるめまい・耳鳴りなどが起こることがまれにあります。多くは、皮膚症状が治ると痛みも消失しますが、神経の損傷によってその後も痛みが続く「帯状疱疹後神経痛」という合併症が残ることがあります。

 帯状疱疹は早く内科もしくは皮膚科を受診し、早期に治療することが非常に大切です。早期治療により、帯状疱疹後疼痛の発症を低減することが期待できます。

 当院では予防効果の高い不活化ワクチン、シングリックスを推奨しています。このワクチンは2か月以上あけて2回の接種を行います。帯状疱疹に対する予防効果は9割以上あり、強く長い効果が期待できますが接種費用が1回22,000円と高額です。また取り寄せが必要なワクチンとなりますので事前にお申込みが必要です。帯状疱疹ワクチンについての不明点等はお気軽にご相談ください。