抗インフルエンザ薬の予防投与|からきだ駅前クリニック|唐木田駅の内科、消化器科、呼吸器科、皮膚科

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医療コラム

抗インフルエンザ薬の予防投与|からきだ駅前クリニック|唐木田駅の内科、消化器科、呼吸器科、皮膚科

抗インフルエンザ薬の予防投与

今年はインフルエンザが流行していると思います。受診される方の中には、同居しているご家族がインフルエンザになったので、症状はないが予防として抗インフルエンザ薬を服用したいという方もいらっしゃいますが、インフルエンザの予防はワクチンによるものが基本となります。抗インフルエンザ薬を服用したからといってワクチンによる予防に置き換わるものではありませんのでご注意ください。

抗インフルエンザ薬による予防は基本的に服用した後の短期間しか予防効果が確認されていないのに対して、ワクチンの接種は5か月くらい予防効果が期待できます。ワクチンの接種は、発症をある程度抑える効果や、重症化を予防する効果があり、特に高齢者や基礎疾患のある方など、罹患すると重症化する可能性が高い方には効果が高いと考えられます。そのため予防という観点からは早めにワクチン接種を受けていただくのがよいかと思われます。

費用という面からも予防目的での受診は保険適用できないルールになっているため、診察なども含めてすべてが自費となり、薬局で薬を受け取るときも自費となります。そのため、保険診療の時とは違って自己負担は大きくなります。

予防を目的として抗インフルエンザ薬を投与するのは、原則として、接触後2日以内に投与を開始することが可能な65歳以上の高齢者、慢性呼吸器疾患、慢性心疾患患者、代謝性疾患患者(糖尿病等)、腎機能障害患者などに限定されていますが、これらに該当しなくても医師の判断により処方することが可能な場合があります。ただし、医薬品副作用被害救済制度の対象外になる可能性があります。服用を希望される際は本人の受診が必要であることはもちろんのこと、処方の必要性については診察した医師の判断となります。

予防目的での抗インフルエンザ薬の服用をご希望の場合は、上記の内容をご了承いただきますようお願い致します。何かご不明な点等ございましたらお気軽にご相談ください。