インフルエンザワクチン
- 2025年9月30日
- ワクチン
インフルエンザは、インフルエンザウイルスに感染することによって起こる病気です。38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、全身倦怠感等の症状が比較的急速に現れるのが特徴です。併せて普通の風邪と同じように、のどの痛み、鼻汁、咳等の症状も見られます。
インフルエンザは季節性の流行が定期的に起こり、いったん流行が始まると、短期間に多くの人へ感染が拡がります。例年12月~3月が流行シーズンです。
インフルエンザを予防する有効な方法として、基本的な感染症対策の他にワクチン接種があります。インフルエンザワクチンについては、皮下投与の不活化ワクチン(インフルエンザHAワクチン)と経鼻投与の弱毒生ワクチン(経鼻弱毒生ワクチン)の2種類があります。インフルエンザHAワクチンは6ヶ月以上の者、経鼻弱毒生ワクチンは2歳以上19歳未満の者が対象となります。インフルエンザワクチンの予防接種には、発症をある程度抑える効果や、重症化を予防する効果があり、特に高齢者や基礎疾患のある方など、罹患すると重症化する可能性が高い方には効果が高いと考えられます。
インフルエンザHAワクチンの予防接種の接種回数については、13歳未満の方は2回接種、13歳以上の方は1回接種が原則となります。ただし、医学的な理由により、医師が2回接種を必要と判断した場合は、その限りではありません。なお、インフルエンザワクチンと新型コロナワクチンは同日に接種することが可能です。
インフルエンザの流行状況にもよりますが早めの予防接種が望ましいように思われます。当院ではインフルエンザの予防接種に関してご予約は不要です。受付時間内に診察券・保険証等をご持参の上、直接当院までお越しください。ただし、接種当日に明らかな発熱(37.5℃以上)がある場合などは、接種を受けることはできません。
予防接種について何かご不明な点等ございましたらお気軽にご相談ください。
予防接種(インフルエンザ・新型コロナワクチン)
インフルエンザの流行状況(東京都2025-2026年シーズン)(東京都感染症情報センター)
インフルエンザ(総合ページ)(厚生労働省)